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2014年07月13日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第19話☆心のプラカード

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第19話
 
一階のリビングルームの扉を開けると、父さんがいつものように、新聞を読みながら、夕飯を待っているのが見えた。そして台所の奥から、
「おかえりん♪ ピン太」と聞き慣れた女の子の声がした。
「えっ。サーモン!?」僕の前には、制服にエプロン姿のサーモンがお盆を持って、食事の支度をしていたのだ。
「部活はどうしたんだよ」
「受験シーズンに突入したから、放課後は早めに帰ってるよ。知らなかったの?
そう言って、サーモンはニヤリと笑った。
「どう?レースのエプロン似合う?ピン太ママに出してもらったんだよ」「ほんとに、可愛いわあ。サーモンちゃん、すっかり女の子らしくなったわね」母さんは、目を輝かせながら、食事を運ぶ。
ひょっとして、母さんの言っていたサプライズってこれか!?
「ピン太のやつ、サーモンちゃんのあまりの可愛さに、動揺しているぞ」後ろから、父さんの声が響く。僕は、振り払うように、
 
「そうじゃないって。何だか、サーモンが料理するってイメージが結びつかないんだよな…」そう言って、僕はサーモンの姿をまじまじと眺めた。
以前は、男の子と区別がつかないほどのやんちゃぶりだったサーモンだが、こうして見るとレースのエプロンも意外と様になっている気がした。
仕草もどことなく、細やかな感じになった気がする。
「それにしても、ピン太、勉強してるみたいじゃん。どうしたの!?」サーモンの言葉に僕は少しムッとして、
「受験生だから当たり前だろ」と返した。先ほどまで、幻覚でうさぎのぬいぐるみと戯れていただなんて、言えない。 
「サーモンちゃんも受験生なのに手伝わせてしまってごめんね。ご飯たくさん、食べていってね」
母さんは、ニコニコしながらテーブルの中央に、花を飾った。
サーモンが食卓にいるので、父さんはいつもより嬉しそうにデレデレしていた。
「サーモンちゃんが嫁にきたみたいだなあ」父さんの言葉に、僕は、ハンバーグを喉に詰まらせそうになる。
「ゴホゴホゴホッ…」僕は、自分の胸を拳で軽く叩いた。
「やだなあ、ピン太パパ。そういうんじゃありませんって」サーモンは、アハハと軽く笑いながら返した。
「いえいえ、サーモンちゃん、ハンバーグをこねる手つきも良いし、我が家にお嫁さんに来てくれたら嬉しいな」
母さんは、まんざらでもなさそうにサーモンに言った。
 
しかし、サーモンは、「ピン太には、好きな女の子がいるんですよ」と二人の発言を受け流すようにサラリと言った。
 
更に、僕は、ハンバーグとご飯をも喉に詰まらせてしまった。
「やっぱりそうなのか!?父さんの知ってる子か」父さんは、ニヤニヤしながら身を乗り出してきた。
「髪がストレートで長くて、ふわふわしていて、例えるなら桜色の花びらという感じの女の子だよね。
動物に例えるなら、ぴょんぴょんしているうさぎかな」
サーモンは、苦しそうにしている僕を横目に、口の端で笑っている。 
 
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
 
 
AKB48さまの『心のプラカード』
聴きました!
 
これは…
カニカニポーズがミクルビームですね
(^-^)v
 
ありがとうございます
posted by 大西さくら at 23:12 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月29日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第18話☆ご注文はうさぎですか?

 
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部屋に入ると、僕は通学カバンをバサッと置いた。部屋のカーテンの色は、うすピンク色である。母さんの好み…と言ってしまえば言い訳になってしまうが、
僕はピンク色が好きなのだ。
見ていると落ち着いてくる。
一見、男の子の部屋とは思えない雰囲気を醸している。それだけではない。ベッドの枕元には、うさぎのぬいぐるみまである。
 
 
もしかしたら、自分は母親譲りの少女趣味なのかもしれない。このことは、幼馴染のサーモンしか知らない。
このうさぎのぬいぐるみは、ピンク色で、手足を自由自在に曲げることができる。小学校の低学年の頃、家族で偶然入った小物売り場で、ちょこんとディスプレイされていたのを、母さんにせがんで買ってもらったらしい。そのときのことは、よく覚えており、よほど欲しかったのだろうと思う。
「よお。ただいま」僕は、うさぎの頭をちょんと指で突いた。 
「ぴょぴょぴょぴょぴょーん」そのとき、僕のベッドの上で、何かが声を上げた。というより、僕の指のすぐ先である。僕は、信じられない気持ちでうさぎのぬいぐるみを見つめた。にっこり笑ったままのうさぎが、突然、目を見開いたのである。
「ぴょぴょぴょぴょぴょーん」
そして、ぴょーんと声を上げた。うさぎとは、ぴょーんと鳴くものなのだろうか。そこら辺は、どう考えても違う気がする。
「うわああああ」僕は、後ろへのけぞった。うさぎは、小さい体でぐいーんと気持ちよさそうに、伸びをした。
「喋った、動いた…」僕は、うさぎの動作を一つ一つ言葉にして、確認した。 
 
「ぴょん?」うさぎは、つぶらな瞳をぱちくりさせながら、僕の膝元にトトトトト…と、駆け寄ってきた。
その愛らしさに、何となく心が柔らかくなる気がした。
「撫でても、いいか?」僕は、恐る恐る、うさぎの小さな両耳の間の頭の毛に触れる。
ふんわりしていて、とても気持ちが良かった。 
 
そう言えば、小学生の頃、うさぎが動き出して、僕にあいさつをするという夢を何度も見た記憶がある。
いつの間にか、そんな妄想もしなくなっていたけれど、忘れたころに夢とは叶うものなのだろうか。
「いや、ちょっと待て。そんなバカなことが起こるわけがない」僕は、ハッとしたように、膝元のうさぎのぬいぐるみを両手で掴み、元にあった枕元へと戻した。
 
きっと、水野スカイとピンクの仲睦まじい姿を見たショックと、なでしこ先生に出された山のような勉強の課題で、僕の頭はショートしかけておかしくなっているのだろう。 
 
「ピンちゃーん。ご飯よ〜」そのとき、母さんの声が一階から響き渡った。
 
「今、行く!」僕は、何事もなかったかのように、自室を後にした。
 
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
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『ご注文はうさぎですか?』うさぎさん、もふもふ、喫茶店など大好きな世界観です
ありがとうございます
posted by 大西さくら at 22:41 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月10日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第17話☆一週間フレンズ。

 
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小説『桜の奇跡が舞い降りる』第17話
 
水野スカイと呼ばれた少年と、ピンクの間には、何やら誰にも入り込めないような良い雰囲気を感じてしまった。それは、遠目からでもわかる。
「俺…水野君みたいに髪の毛サラサラじゃないっす…」肩をがっくりと落した僕を見て、なでしこ先生が、「なるほど」と言って、ポンッと拳を片方の手のひらで叩いた。
「ピン太くんの好きな人って、桜野ピンクちゃんなのねなでしこ先生が横でニヤニヤしている。先生の言葉に僕の顔は、じんじん火照ってくる。
「そうだとしたら、ピン太くん。もっと頑張らないと」なでしこ先生が僕の両肩にばしっと手を置いた。
「ひとまず、ロックンローラーになるとか、大きな夢は置いといて目の前の目標に集中するべき。学生の本分は勉強だからね。成績が上がったら、ピンクちゃんのことで協力してあげてもいいわよ」
「それ、マジですか!?」僕は、バッと顔を上げて、なでしこ先生を見つめる。
「やればできる!今までのピン太くんは、素質があるのに能力を出し切れていなかっただけよ。ピンクちゃんを目標に頑張りなさい
「ピンクちゃんを目標に頑張るって、具体的にどうすりゃあいいんですか」熱心に食らいついてくる僕に、なでしこ先生はふふふっとほくそ笑んだ。 
「ただいまー」夕方六時ごろ、僕は帰宅すると、「おかえりなさい〜」とおたまを持ったまま、母さんが出迎えてくれた。
「ピンちゃん、今日はハンバーグにするんだけど、こねるの手伝ってくれないかな」
「いや、俺、それどころじゃないし。勉強しなくちゃ」
「勉強?」母さんが、きょとんとして僕を見つめる。
僕の母さんは、長い髪をリボンのシュシュで結んでおり、どこか少女気分の抜け切れていない幼さを感じる。こうして、目をぱちくりさせていると更に童顔が強調される。
「ピンちゃんが、勉強だなんて青天の霹靂じゃない。青天の霹靂って意味わかるかしら。うふふふ。
急に起きる変動・大事件のことよ
 
母さんの言葉に、「それくらい知ってるよ」と、僕は焦ったように言った。
「じゃあ、夕飯楽しみにしていてね。今日は、ちょっとしたサプライズがあるわよ」そう言って、母さんは鼻歌交じりにキッチンへ消えていった。
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
『一週間フレンズ。』を観ていたら何だかほっこりしましたねえ(*´∀`*)藤宮香織さんがとにかく可愛いですよ
ピンクの水玉ノートに思い出いっぱい
ありがとうございます
 
 
posted by 大西さくら at 23:59 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月08日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第16話☆お見合い大作戦in自衛隊

 
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小説『桜の奇跡が舞い降りる』第16話
 
「何だか、その子が心のそばにいてくれるだけで、こう、温かい気持ちがジワジワ広がるというか。今までにない、幸福感ですね」僕が、両手で胸の前に円を描きながら、うっとりとしていると、なでしこ先生がニヤリと微笑んだ。
「だったら、その子のために、かっこいい自分を見せたいとか思わない?そういうモチベーションって大切だと思うな「かっこいい自分?」僕は、ぶんぶんと首を振る。
 
「ありのままで良くないっすか? この際だから、高校行かないでロックンローラー目指そうかな。そっちの方がかっこいい気がするけど」僕は、また、アハハと笑いながら、ふと窓の外を見た。
すると、僕は、とんでもない光景を目の当たりにしてしまった。 
花壇の前に、ピンクがいつものように花の手入れをしている。そこまでは良いのだが、何とその横には、見知らぬ男子生徒がピンクと仲良く談笑しているではないか。
僕は、サーッと青ざめてしまった。 
「どうしたの? 何か恐ろしいものでも見たような顔をしているけど」なでしこ先生が、僕と一緒になって窓の外を見た。
「あら。あの子は、一年生の桜野ピンクちゃんと、水野スカイくんね。何だか、マイナスイオンが流れている新入生ということで、職員室でかなり話題になっていたけれど
 
なでしこ先生は、目を細めて、いつもより明らかに表情が和らいでいた。「水野スカイ? 何ですか、その名前…」
「空のように、穏やかで、落ち着いているから、生徒たちの間でそう呼ばれているみたいよ」
以前から、気になっていたが、僕も含めて、この学校は本名で呼ばれている生徒が少ない気がする。水野スカイと呼ばれた男子生徒は、髪の毛がサラサラに切りそろえられており、優等生の匂いを漂わせていた。口元に上品な笑みを添えて、紳士的な感じがする。
僕に追い打ちをかけるように、なでしこ先生は、
「スカイくんって言葉づかいも丁寧で、礼儀正しくて、しかも成績優秀なのよねぇ」とつぶやいた。
先生の言葉にも頭をガーンと岩で突きつけられたようなショックを覚えた。 
 
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
お見合い大作戦in自衛隊を見てます
ギャルママの高岡美月ちゃん可愛い!がんばって
 
 
posted by 大西さくら at 22:10 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月04日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第15話☆花子とアン

 
小説『桜の奇跡が舞い降りる』第15話
 
夏本番が近付く、七月。白い入道雲が爽やかに泳いでいる窓の教室で、僕は、担任のなでしこ先生と面談をしていた。
なでしこ先生は、ウエーブヘアーが印象的な理科の教師だ。
スタイル抜群で、眼鏡の奥の顔立ちは、かなり美形と見て取れるが、クールな性格が災いしてか生徒たちの間で取っつきにくいイメージを持たれている。
ちなみに、僕は居眠りしていることが多いため、なでしこ先生の注意の的になっている。そのため、職員室で呼び出しをくらうことが多いせいか、なでしこ先生と話す機会も多い。だから、他の生徒より、ある意味、なでしこ先生と仲が良いような気がする。
「ピン太くん、志望校が絞り切れていないから、いまいち成績が振るわないのかなあ
なでしこ先生は、僕の中間試験の結果を眺めて、ため息をついた。
「先生までそういえば、僕のことピン太って呼ぶんですね」僕が突っ込むと、
「みんなにそう呼ばれているじゃない。寝癖のピンピンピン太くんって。本名忘れちゃったわ」となでしこ先生が真面目な顔をして言うので、僕は思わず吹き出してしまった。
「ピン太くんって、いつもぼんやりしている印象だし、部活も帰宅部みたいだけど特にやりたいこととかないのかな。
この際だから探ってみたいんだけど」なでしこ先生の眼鏡の奥の瞳がキラーンと光ったような気がした。
「ううん…。やりたいことはないですね。それ以前に、僕、生まれてきた理由もよくわからないって言うか。ただ何となく生きている、と言うか
なでしこ先生の眉間がピクリと動く。少しだけ、動揺したようだ。
 
「何だか、それは少し、深刻ねぇ…。若いのに」そう言って、瞳を伏せた。
長いまつげの下に影ができる。
「先生だって若いでしょ。いくつでしたっけ」 
「そうやって、年の話にすり替えない!」なでしこ先生が声を荒げたので、アハハ、と僕は笑う。
 
「…まあまあ。そうだったんですけど、最近、ちょっと変わってきたんです。何だか生きるエネルギーの源みたいなの、ちょっと発見したんです。だから、以前よりやる気が出てきたんですよ」 
「そのやる気が成績に反映されればいいのになあ。まあ、でもその言葉を聞いてちょっと安心したわ」なでしこ先生の顔が、ホッとしたように緩む。
「その生きる源というのは、何なの。口で説明できるかしら」
 
「先生には話しちゃおうかなあ。僕、好きな女の子ができたんですよ「おおお」なでしこ先生が意外にも、身を乗り出してきた。
 
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
『花子とアン』花子と呼んでくりょう!
アンは最後にeがつく綴りで呼んでとこだわったように、はなちゃんも子をつけてほしいとこだわっていましたね(*´∀`*)
所々で赤毛のアンのアンとギルバートを思わせる場面、奉公には男の子が良かったと言われる場面は…まさにマリラとマシューの家にアンがやってきたとき、『男の子じゃないのかい?』と言われた場面を思い出しましたね(#^O^#)ありがとうございます
 
posted by 大西さくら at 23:24 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年04月02日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第14話☆市井紗耶香さま、大人AKB応募

 
小説『桜の奇跡が舞い降りる』第14話
僕は生まれてきてこの方、何かに夢中になったりしたことがないような気がする。
気が付いたら、父さんと母さんから生まれて、いつの間にか、サーモンという幼馴染や、ゴン太という後輩もいて、中学に通い始めていた。その間、部活動に入ることもなく、淡々と毎日を送ってきたと思う。
学校の成績も中の下くらい、しいて言えば、勉強しなくてもそこそこできる国語が得意科目なくらいで、特筆するところのない平凡な男子である。
だが、今、この自分の腕に抱えている小さな宝物に、僕は夢中になっていることに気付いた。  
よく考えてみればピンクという女の子は謎だらけで、僕は本名すら知らないし、生い立ちも、どこに住んでいる場所も知らない。特に聞こうと思わなかった自分も不思議だが、心のどこかで彼女が桜の花びらの精であるということを信じていたかったのかもしれない。 
恋心…とは厄介なものである。どこにぶつけて良いのかわからない、思春期特有のエネルギーだろうか。初めての恋だから、尚更である。初めてなのだろうか。もしかしたら、ずいぶん前に、ピンクと僕はどこかで出逢っている気がする。
六月。紫陽花のようにつかみどころのない花の感情は、僕たちの仲を平行線にさせる。
思えば、抱きしめたり、触れ合ったりしている関係ではあるけれど、キスはしていないし、僕もそれ以上をどう進めていいかわからなかった。だからって、このままで満足しているわけではないけれど、ピンクの柔和な笑顔を歪ませたくなかった。
 
ある日、僕は初めて嫉妬という感情に出会うことになる。 
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増税しましたなあ…ありがとうございます
大人AKBに市井紗耶香さまが応募されたそうです\(^o^)/
ハロプロさまがAKBに入ったら面白そう、ありがとうございます
 
posted by 大西さくら at 23:11 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年02月17日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第13話☆羽生結弦さま

 
小説『桜の奇跡が舞い降りる』第13話
 
「だからか。おかしいと思ったんだ。
何で、こんなに君に執着するのか自分でもわからなかったけど、実の妹ということなら合点がいく。
だから、君のことを抱きしめたくなったり、夢に出てきたり、その気になってたまらなくなるんだな」僕は自分に言い聞かせるように、ピンクに向かって言った。
 
「そうなんだそうなんだ。きっと、父さんと母さんは何らかの理由で、君のことが育てられなくなって、誰かに引き渡した。僕は小さかったから記憶にないけど。うんうん」
「へえ。そうなんですか」ピンクは、おかしくてたまらないという風に笑い出した。
「僕は、覚えていないけど。きっと何年か前に、君はお兄ちゃんである僕を桜の木の上からこっそり見つめていた。
しかし、君がおっちょこちょいのため落ちてしまって、僕が助けたんだけど、結局そのまま別れてしまった…ってことだったに違いない。その時のことが夢に出てきたんだ
 
そう自分で言っていると、何だか本当であるような気がしてくる。
「あ、でも、サーモンが僕たちのことを見ていたって言っていたな。
ということは、僕たちは多分、そのあとすぐには別れずに散歩したってわけだ。兄妹仲良く。
あ、そのとき僕は君が妹って知らなかったけど」
「サーモン?」
「サーモンって、ほら。この間、君が花壇にいたとき、窓から君に『ピンクちゃーん』って呼びかけた、ショートカットの赤茶けた髪の女の子がいただろう」
ピンクは僕にお姫様抱っこをされたまま、小指をあごに当て、回想しはじめたようだった。
「ああ、先輩のガールフレンドですよね。とても仲良さそうで、少し妬けちゃいました」ピンクは、チロッと舌を出して笑った。僕は、ピンクの小さな口元に目を奪われる。ふいにその唇を奪いたい衝動に駆られる。  
「六月は、とてもきれいな紫陽花が咲くそうですね。これから、また新しいお花さんたちとお話するのが楽しみです。先輩」ピンクは、サラリと話題を変えた。そしてニッコリ笑いながら、僕の首元に手を回して、軽く抱きしめた。
その瞬間、ムクムクとピンクに対する甘酸っぱい恋心が抑えられなくなる。
彼女が実の妹ではないことを祈る。先ほどの自分のくだらない作り話を、すぐさま撤回しようと感じた。
「ところで、君…ゴン太に“桜野”と呼ばれていたね」
「はい。桜の花びらみたいなほっぺたをしているから、ゴンちゃんが桜野って呼び名をつけてくれました
どうやら、“桜野”という名字は、本名ではなさそうだ。どこまでも謎が深まる。
あえて、それ以上は問いたださないことにした。  
 
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羽生結弦さまの特集に見入ってしまいました♪♪♪
表彰台にぴょんと飛び乗るゆづ君が可愛くてときめきましたね(#^O^#)
ありがとうございます
 
 
posted by 大西さくら at 22:39 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月29日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第12話☆僕のいた時間

 
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小説『桜の奇跡が舞い降りる』第12話
 
「何なんですか、先輩!?
突然だから、びっくりしちゃいました」気が付くと、僕はピンクとよく話をする花壇の場所にいた。
僕は、ピンクを抱きかかえたまま、降ろさなかった。そんな僕を見て、ピンクはクスクス笑いだした。
 
「何がおかしいんだ」僕は怒り口調だったが、内心、ピンクの笑い声を久しぶりに聞いて、救われた気がした。
 
「君は、どこに行っていたんだ。この花壇には、いつもピンクちゃんワールドが広がっていたのに、急に来なくなったじゃないか。ここで、また君と話すのを楽しみにしていたのに」僕は、正直に自分の気持ちを打ち明けた。
「そうなんですか。ごめんなさい。実は、一年生はオリエンテーションで一週間、林間学校で遠方に出向いていました。
その間、ちょっと花壇のお手入れは、校長先生にお任せして、お休みしていました」ピンクは、そう言って顔を僕の方に向けて、上目遣いでじっと見つめた。
バンビのように茶色がかった瞳が「許してね」という風に、うるうるしている。僕は、そのままピンクをぎゅっと抱きしめた。
ほんの少し、ピンクがハッと息を呑んだようだった。 
「…昨日、君にそっくりな小さな女の子の夢を見たんだ。ピンクのコートに、ピンクのベレーボーをつけた女の子…」僕は、たどたどしく夢の内容を語り始める。
「こんなこと言っても、ピンクには理解してもらえないだろうけど。僕は、君を追いかけていた。君が舞い降りてくるのを待っていた。やっと、君は降りてきてくれたのに、夢が覚めたら居なくなっていたんだ…」僕は、自分の肩にのせていたピンクの顔をそっと離して、彼女の瞳を見つめる。
「何でだか、わからないけど、君と会えない一週間、こんなにも空虚な気持ちに襲われるとは思いもしなかった。君が桜の花びらの精だとしたら、あの夢の続きのように何年か前に僕たちは出会っているのか」
自然に、自分の口からあふれ出してくる言葉の意味が自分でも掴みきれないでいた。こういうことがあるのだろうか。ピンクは、瞳を潤ませたまま、僕に向かってこうつぶやいた。
「先輩…。ううん、お兄ちゃん…」お兄ちゃん、という言葉にちょうど夢の中に出てきた少女の面影と重なった。
「お兄ちゃん!?…そうかそうだったのか…」僕は、ピンクと見つめあいながら、ふとした思い付きを口にした。
「もしや、君は、僕の…生き別れの妹なんだな」ピンクは、呆気にとられたように僕の顔を眺めている。
 
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今日は『僕のいた時間』ですね〜…
予告で、自分の病気を知った拓人くんが恵ちゃんに別れを告げていましたが…
風間俊介さま演じるまもちゃんと、山本美月さま演じるひなちゃんにも新展開がありそうです!ありがとうございます
 
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2014年01月27日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第11話☆失恋ショコラティエ

 
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小説『桜の奇跡が舞い降りる』第11話
 
「ゴンちゃん、今日一緒に日直だったよね。日誌のコメント書かないと提出できないから、ちゃんと書いてほしいな
そう言って、ピンクは黒い表紙のノートを、ゴン太に差し出した。
 
「そんなの適当に書いといてくれないかな」
「ダメだよ。字の感じも違うし。ゴンちゃんの字って、こう、何というか四角張ってるじゃない」「そうだよな。お前の字、何だか丸っこいし」
二人の親しげな会話を聞きながら、僕は何となく切ない気持ちになる。
一瞬、ピンクはこちらを伺うようにチラリと僕の顔を見た。いつも見せるような天使のイメージとは違う雰囲気を感じる。
僕は会えて嬉しいという気持ちと、そっけなくされて哀しいという気持ちと、最後に立ち上ってきた怒りの感情で、ごちゃ混ぜとなった。
「先輩? お腹でも痛いんすか。ものすごく、顔青ざめてますけど」
ゴン太が震えている僕の横で、心配そうに顔を覗き込んだ。
「おいっ」僕は、顔をバッと上げて、ピンクの顔を真正面から見た。
ピンクは、驚いたように、目をきょろきょろさせて落ち着かなくなったようだった。
(何で、急に来なくなった?
僕は、いつもあの花壇のほうを見ていたし、実際何度も、足を運んだのに、君は一度も来なかった…。)
そんな言葉をぶつけたい気持ちでいっぱいになった。
「ちょっと来い」僕は、ピンクの小さな手をしっかりと掴んだ。
横でゴン太が呆気にとられたように僕たちを見ている。
僕は、日誌を持っているピンクの体を抱きかかえるようにして、廊下を走り始めた。
 
ゴン太が遠くで、「おーい、桜野ぉぉぉぉ。日誌どうなるんだよぉぉぉぉ」と叫んでいる。
こちらの知ったことではない。廊下を全速力で走る僕の横で、ピンクの三つ編みが風になびいている。
廊下にいる生徒たちが身を翻して、道をあける。
中には、「よっ、お二人さん、お熱いねぇ」と野次を飛ばすものもいた。
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
今日は失恋ショコラティエさまですね〜
 
笑っていいともに石原さとみさまが出演されてました
ありがとうございます
 
 
posted by 大西さくら at 23:05 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月26日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第10話☆桐谷美玲ちゃんのリボン

 
小説『桜の奇跡が舞い降りる』第10話
 
「どこか体調でも悪いんすか。自分が保健室まで連れて行きましょうか」ゴン太は僕の体調をやけに気遣ってくれた。
「相変わらず腰が低いんだな〜。…顔や体格に似合わず…」
僕が突っ込むと、ゴン太は片手でカリカリと自分の頭をかいた。
「あれ? そういえばゴン太、一年生だよな。
 
君のクラスに、髪が長くて、サイドに三つ編み編みこんでいる女の子いない?
ほっぺたに、ピンクの花びらくっつけているんだけど」
「ずいぶん、唐突っすね。自分、女の子のことはよくわかんないす。三つ編み?」
「昨晩、夢に出てきて…。と言っても、その子はおかっぱ頭だったけど、めちゃくちゃ似ていたんだよ、あいつに!」僕は、感情を爆発させた。 「もうあきらめようと思ったのに。夢に出てくるって反則だろ。しかも、お兄ちゃんとか言うんだよ」僕は、ゴン太の襟元を掴んで、揺さぶった。
「ほうほうほう…すんません、俺、何もお役に立てなくて…」何も抵抗せずに、ゴン太は僕を哀れむような顔で僕を見つめる。
すると、「ゴンちゃーん」と遠くで懐かしい女の子の声がした。僕とゴン太は一緒に振り返った。
「ピンク!」僕は、思わず叫んでいた。そこには、僕の初恋の女の子が、夏服に身をまとって爽やかに立っていた。
ゴン太は、「よお。桜野。どうした」と慣れた口調でピンクに話しかけている。
(しっかり知り合いじゃないか)僕は、横でわなわなと震えていた。そして、このとき初めて、ピンクが“桜野”という名字であることを知った。
「あっ。先輩。お久しぶりです」ピンクは、軽く会釈してから、すっとゴン太のほうに身を向ける。
 
その変わり身の早さに僕は、一瞬、グサッとしたものが心に突き刺さる。
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
nonnoさまの付録のリボンゴムかわゆす!桐谷美玲ちゃんデザインだって(#^O^#)ありがとうございます
 
posted by 大西さくら at 22:30 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年01月22日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第9話☆僕のいた時間

 
さて、僕はその日から一週間ほど、ピンクに会えなくなった。理由は簡潔、彼女が花壇に来なかったのだ。
花飾りの帽子をまとった校長先生が、花の手入れをしているのを見かけるが、ピンクの姿はどこにも見当たらない。僕が相当、がっくりきたのは言うまでもない。
幻だったのだ。彼女は、幻だった。僕は必死に自分に言い聞かせていた。
五月も終わりに近づき、梅雨の季節に入り始めたころ、僕はまた不思議な夢を見た。
中学に入り始めたばかり頃の僕が、夜桜が吹きすさぶ中、花びらを一枚だけを手に入れようと、必死にその場を駆け回っている。たくさんの花びらが降り注いでいるのに、一枚も手に入らない。
「難しいな」ふと、僕は天を仰ぎ、こんもりとした桜に隠れている木の枝を見つめた。しばし、僕は目を疑う。小さな女の子らしい人影が、細い枝に座っているのが見えたのだ。
「あれ? おーい! 危ないよ。降りておいでよ」しかし、あんな細い枝に小柄とはいえ、人間が乗るだろうか。
僕は、樹のふもとの、枝がよく見える場所まで移動した。そのとき、風がぶわっと強く吹いた。
僕は、パーカーの襟を抑え込む。そのとき、桜の影に隠れていた女の子が、風と共に僕のほうへ落下してきたのだ。
「うわああああ」僕は、突然のことに声を上げた。両手を広げて、彼女を受け止めようとする。そのとき女の子は、ふわりと宙に浮き、静止した。
ピンク色のベレーボーをかぶったおかっぱ頭で、ピンクのコートを着ている。歳は、僕より二つくらい下だろうか。
桜のピンクがかった白に、照りかえった光で彼女の顔を確認した。
 
まあるい瞳に、花びらのような頬の形をした可愛らしい女の子だった。どこかで会ったことあるような…。
「お兄ちゃん…」彼女は僕を見て、そうつぶやいた。
「ピンク!」突然、見覚えのある少女の面影と重なり、僕は叫んだ。そこで、僕は目が覚めた。
「はあああああ…」放課後、僕はモップを持ったまま、廊下の窓際で深いため息をつく。窓の格子に片手を乗せて、がっくりとうなだれていた。
「どうしたんすか。ピン太先輩」後ろから、体格の良い男子生徒が忍び寄るのがわかった。
僕は、口を一文字にさせたまま、振り返った。 「あ…ゴン太」僕はつぶやく。ゴン太は、僕より二つ学年が下の後輩だ。
小学生の頃からの幼馴染でもある。成長の速度が周りより著しいのか、僕よりも一回り背が高く、ゴツゴツした体型である。刈り上げた短髪と浅黒い肌と大きな体は、学校内でも目立つ存在だ。
 
彼は野球部だったか、陸上部だったか、掛け持ちしているかは忘れたが、体育系の部活動からは引っ張りだこである。
 
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
 
小説
ですね〜(*^_^*)
 
さてさて今日は、『僕のいた時間』DAY☆
楽しみにしています!
ありがとうございます
 
posted by 大西さくら at 20:36 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月27日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第8話☆安堂ロイド

 
桜の奇跡が舞い降りる 第8話
「うーん…。ある意味、私のほうが先輩かもしれませんね。私は、人間ではなくて、桜の花びらの精ですから」ピンクは、すっと顔を上げてにっこり微笑んだ。
「あっ、そう。つまり、奥さまは魔女ってドラマのサマンサみたいに、見た目より年取っているってこと?」
ピンクが『奥さまは魔女』を知っているかどうかはわからなかったので、僕はそのドラマの内容について説明を始めた。
 
「サマンサという魔女が、地上の男性…ダーリンと恋に落ちて、結婚生活を始めるというアメリカのホームドラマさ。うちの父さんと母さんがDVDボックス買ってきて、笑いながら観てる。
サマンサは軽く百年は越えるくらい生きているんだけど、見た目は二十代のままなのさ
「百年も生きてはいないと思います。樹齢百年以上のおじい様やおばあ様の年齢にはまだまだ、到達しないと思います」ピンクの丁寧な話し口調に、僕は「くすっ」と吹き出してしまった。
「まあ、仮に君が花びらの精だとして、だな…」「あっ、信じていませんね」ピンクは、少しだけ、眉毛を困らせる。
その表情に、またもや僕のバランスが狂いそうになるのを何とか抑えて、言い直した。
「仮にだ。仮に君が桜の花びらだとして、質問するけど。
桜の花びらの精って何ができるの?普通の人間とどう違うのさ僕の言葉が言い終わるか言い終わらないかの内に、キーンコーンカーンコーン…と始業ベルが鳴り出した。
 
「うわっ。やばっ。ピンクちゃん、一限目、体育とか入ってない?」まさかとは思ったが聞いてみた。
 
すると、「あっ。そういえば…。入っていたような気がします」と、ピンクはゆったりと答えた。
僕は、頭を抱えた。幸い、僕は受験クラスで自習だったのでそんなに焦らなくても大丈夫だったのだが、新一年生の彼女が遅刻したらやばいだろう。
「遅刻するだろうがっ。一年生から油断してると、内申に響くぞ」僕は、反射的にピンクの手を取った。すると、信じられないことが起こった。 
ふわり、と彼女の体が宙に浮いたのだ。片手を握っているだけなのに、彼女の足は地についていない。
「軽い…」僕は呆気にとられていたが、見なかったことにして、「どこに行けばいいんだ?」と彼女に聞いた。
 
「え、えっと…そのまま体育館までお願いします。体操着は下に着ているので」僕は通学バッグを脇に挟んで、ピンクを抱きかかえて走り始めていた。
しかし、まるで重みを感じない。親戚の赤ん坊を抱かせてもらったことがあるが、十三歳の彼女のほうが比較にならないほど軽かった。
「君、異常に軽いな…ほんとうに、もしかして花びら、なのか」 体育館の前に着いたとき、僕はやや息切れした。
しかし、いつものように通学カバン一個分の重さで走っていたようなものなので、さほど疲れは感じなかった。
 
「先輩、ありがとうございました。あの…」
 「ほら。早く、入れ」僕は、ピンクが言い終わらないうちに体育館の入り口でポンッと背中を押した。
「また会いに行く。
必ず。君のいるあの花壇に。だから、そんな困った顔しないでくれ」ピンクの不安そうな表情が、見る見るうちに歓喜の色に変わっていった。
「はいっ。あの…、それで」  
 キーンコーンカーンコーン
「ああっ。何のために急いだんだ。ピンク、走れ。じゃあな」僕は、片手をバッと挙げて、そのまま背を向けてピンクの前から立ち去った。
 
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安堂ロイド、パパンが観てました、大島優子さま好演されてますね(*^_^*)
ありがとうございます
posted by 大西さくら at 23:54 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年10月11日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第7話☆ごちそうさん

 
桜の奇跡が舞い降りる 第7話
 
「うわああああっ」瞬間的に僕は叫んで後ろを向くと、びっくりしたように目を見開いているピンクがいた。
今の独り言、聞かれていただろうか。
「そんな・・・何か珍獣に遭遇したような声を上げるとは思いませんでした」ピンクは、ぷうっと頬を膨らませる。
(怒った顔も可愛いな・・・)ついつい顔が緩みそうになるのを僕は、筋肉でぐいっと押し上げ、針金で固定したようなポーカーフェイスを作った。
「まあ、ある意味、君は珍獣だな。そのひょうひょうとした空気、どうもバランスが狂う」僕は、目を伏せて、先をトットッと歩き始めると、ピンクはその後をついてきた。甘い花の香りがふんわりと漂ってくる。
「何でついてくるんだよ」
「いえ、もうここ、校門ですし、先輩と方向が同じです」ピンクは邪気のなさそうな表情で笑った。
「それに、私、花壇に寄っていきますから、じゃ、ここで」
ピンクは軽く会釈して、僕から離れようとした。僕は、慌てて、「あっ、ちょっと待てよ」と彼女を引き留めた。ピンクは、きょとんとした顔で僕を見る。
僕は、顔が火照ってきたので、思わず自分の顔を抑えた。 
「先輩も、見に来ますか」ピンクが提案してくれたので、僕は、「仕方ないなあ。行ってやるか」とぶっきらぼうに言った。花壇は、この前来た時より、様子が変わっていた。新緑が芽吹いてきた季節のせいか、色合いがピンクやオレンジ系から、ミントグリーン系になってきたような気がする。
花の名前に詳しくない僕は、そういう風にしか状況描写できないが。  
「今日は、お早いんですね。先輩にあの時間帯に校門でお会いするのは、初めてです」ピンクは、小さな手でじょうろを抱えながら、慣れた手つきで水をやる。
「いや、今日は、父さんと母さんにいろいろからかわれたから。ちょっとその場に居たたまれなくて」朝の朝食風景を思い出すだけで、僕は歯ぎしりしたくなった。
「ほんと。親って厄介だよな〜。別に厳しいとかそういうんじゃないけど、どっちも間が抜けていて、逆に俺がしっかりしちゃった、って感じがする」
「ふーん。ピン太先輩ってしっかりしてるんですか?」ピンクはいたずらっぽく笑った。
「…君。先輩に向かって生意気だぞ」僕は、じろっとピンクを睨んだ。 
「ダメですよ。ご両親のことをそんな風に言っては。ピン太先輩のような素敵なお子さんを育ててきださったんですから
「ごほっ」僕は、思わず咳込みそうになった。 「君さあ、本当に中学一年生なの? 甘やかされて育てられたと思っていたけど…もしかして、由緒正しきご両親に厳格に育てられた、って感じか? どちらにせよ、お嬢様なのは確定だな」
 
そう言って横顔をチラッと盗み見る。伏せた長いまつげから、すっと通った鼻筋、小さなあごのラインまで、僕は目でなぞった。
僕の心臓はまたドキドキし始める。
 
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暑いもののきょうも長袖がんばりました(笑)
 
ごちそうさん面白いです
 
杏ちゃん演じるめ以子ちゃんが生き生きしていて見ていて飽きません
通天閣さんとの恋の行方が楽しみですね、ありがとうございます
posted by 大西さくら at 21:08 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月29日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第6話☆バシャールさま

 
桜の奇跡が舞い降りる 第6話
 
五月の新緑の風は、昨日見た苦しい夢を和らげてくれるような、爽やかさだった。
 
(それにしても、そろそろ中間試験か・・・)急に、また憂鬱なことを思い出してしまう。受験生としての自覚がまだ僕には足りないのか、志望校すら的を絞れていない状態だ。勉強はあまり好きではなく、成績の方は国語がいくらかましなほうだが、数学はちんぷんかんぷんな状態である。
 そのとき、ポンッと誰かが僕の肩を叩いた。
「ピン太―っ。おはよーう。今日は、起こしに行かなくても大丈夫だったみたいだね」後ろから、張りのある声が響く。 
「サーモン。おはよう」 「何だか浮かない声だねー。もうすぐ、試験だから? あっ、それとも・・・」サーモンが、ほくそ笑む。
「この前の子とやっぱりうまくいかなかった感じだね」サーモンの言葉に、僕はぷいっと横を向く。
 
「何で嬉しそうなんだよ」
「別に嬉しいってわけじゃないけど。一度当たって砕けたほうがいいんだよ。ピン太って昔っからああいう感じの女の子好きだろ。自分が、優柔不断なくせに、ああいうフワフワした女の子に弱いんじゃない」サーモンが少しだけ、焦ったようにまくし立てている。
「サーモン、そういえばこの前さ」僕は、気になっていたことを聞こうと思った。
 
「な、何」
 
「この間、同じ後悔は繰り返さないで、って言っただろう。あの発言の意味がわからないんだけど」
サーモンが、僕の手をつかんで、花壇にいるピンクのほうへ連れて行ったことを思い出した。そのときの、サーモンの発言を思い出していた。
 
「覚えていない? 二年前さ、ピン太、おかっぱでベレー帽かぶった女の子と、ちょうどこの辺歩いていたじゃん」サーモンが口を尖らせる。
「ちょうど、桜満開の四月で・・・あの日は日曜日だったと思うけど。あの後、ピン太、告白もしないで別れちゃったみたいだったからさ
サーモンの話に、僕は疑問符をつけずにはいられない。
 
「はあ? 俺、まったくそんな記憶ない」
 
「うそ。覚えてないわけない」サーモンはやや怒ったように言葉をぶつける。
何だかケンカになりそうな雰囲気だ。
「サーモン、そういえば髪、伸びたな。二年前は、ベリーショートで男の子みたいだったじゃん」僕は、話の流れを変えようと試みた。
「おかっぱの女の子ってサーモンのことじゃない?」僕は、そう言ってサーモンの髪を撫でた。ふわりと、花の香りがした。サーモンの顔は見る見るうちに火が噴き出しそうになっていた。
 
「! 気安く触らないで」僕の手をサーモンは、振り払うと、タッタッタッと走り出して、あっという間に姿を消してしまった。
女の子って分からない・・・と僕は、少しため息をついた。
 二年前と言えば、ちょうどサーモンが髪を伸ばし始めたころだった。
ベリーショートのほうが、楽だとけして髪を伸ばさなかったサーモンが、ちょうど肩くらいまで伸ばし始め、現在に至る。
髪を伸ばし始めた理由を僕が聞いても、彼女は何も答えなかった。   
(もしかして、今の話に関係しているのかな)僕は、歩きながらうなっていた。 
 
二年前、ベレー帽をかぶったおかっぱの女の子と、この辺を歩いていたというのは、親戚の小さな女の子の面倒でも僕は見ていたのだろうか。いや、でもサーモンが勘違いするくらいだから、年は近い女の子だったのだろう。
 
 (ん・・・? サーモンがそれをきっかけに髪を伸ばし始めたとしたら、つまりサーモンは、僕のこと・・・好きだとか)
 
しかし、僕は、首を横に振った。だとしたら、サーモンはわざわざ、ピンクと僕の仲を取り持とうとなんてしないだろう。
 
「やっぱりサーモンの記憶違いだよな。そもそも、僕の初恋は、つい最近始まったばかりだし学校の校門で差し掛かったところで、僕がつぶやくと、後ろからポンッと小さく誰かが肩を叩いた。
 
「先輩♪ おはようございます」小鳥がさえずるような可愛らしい声が響いた。
「うわああああっ」瞬間的に僕は叫んで後ろを向くと、びっくりしたように目を見開いているピンクがいた。今の独り言、聞かれていただろうか。
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
 
我が家で話題になっていたバシャールさま…初めてYouTubeで聴きました☆ありがとうございます
ワクワクさん状態になりました!ありがとうございます
 
posted by 大西さくら at 23:22 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年09月24日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第5話☆神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話〜

 
桜の奇跡が舞い降りる
第5話
 
その日、僕は妙な夢を見た。夜桜の中、小さな女の子が暗闇のほうへ消えていく。僕は、彼女を必死に追いかける。
「待ってくれ」僕は、歪んだ地平線を越えようとして、ばっと僕は身を乗り出す。
 
体がぞわぞわと悪寒に襲われ、落下していく。そして、彼女が振り向いた瞬間に、僕は夢から覚めるのだ。
「はあはあはあ・・・」僕は、軽く寝汗をかいていた。
「ピンちゃん―っ。起きなさい! ・・・あら」母さんが、階段をタッタッと上って、部屋のドアを開けると、僕がもうすでに目覚めて、白いワイシャツに袖を通していたので、拍子抜けしたようだった。
 
「最近は、すぐに起きられるようになったのね。感心感心。寝癖はピン太くんのまんまだけど」
朝ごはんの食卓で、母さんがのんびりと卵焼きを頬張りながら、ニッコリする。
「もう、そのピン太ってあだ名、やめにしないか」僕がつぶやくと、新聞を読んでいた父さんが、
「そりゃあ、ピン太、その寝癖を直さないと無理だなあ」と笑いながら言った。
「そのぼさぼさ頭だと、高校行ってからガールフレンドできないぞ」父さんが僕をからかうと、
母さんが、
「あらあ、ウルフカットみたいでいいじゃない。
今の男の子の流行りなんでしょ。ねっ。ピンちゃん」とウィンクしながら言った。
 
「それに小さい頃から、はねていたから、もしかしたらあれよ、ピンちゃんの髪は天然なのかもね」
「母さん・・・ピンちゃんって呼ぶのも、何か恥ずかしいからもうやめろよ」
 しかし、父さんも母さんも僕の言葉を聞いていない。
「最近、でもピンちゃんの顔、すごーく大人っぽくなったわねぇ・・・ご飯食べる量は変わらないのに、引き締まってきたというか、ちょっとやつれたというか、勉強しすぎて、疲れているのかしら。訳もなくため息ついているし」
「あー、それ多分違うな。あまり勉強してないかも」僕は、二杯目のご飯を頬張りながら、答える。
「受験生なのに、勉強してないのは問題だなあ。ひょっとすると・・・好きな女の子でもできたんじゃないか。父さんにはわかる」父さんの言葉に、思わずむせそうになった。
 
「ええっ。ピンちゃんはまだ中学生じゃない。恋とか愛とかわかる年齢?サーモンちゃんがガールフレンドじゃなかったっけ」母さんと父さんは、身を乗り出してきたので、何となく焦る。
 
 
「アハハハ。おっ、いけねぇ、そろそろ学校行かなくちゃ」
僕は、時計を見て、残りのご飯を口にかきこむと、洗面台へ向かった。   歯を磨きながら、父さんと母さんの会話が聞こえてきた。
「あの様子だと、片思いだな」
「ピンちゃんもいつの間にか、大人になっていくのね、失恋のひとつやふたつも経験して」
 今すぐ、二人の前で、怒鳴りたい衝動に駆られたが、ぐっと抑えて、僕は玄関で靴を履くと、 「じゃあいってきまーす」と高らかに叫んだ。  
「あーピンちゃーん。勉強はしっかりするのよー」
「まあいろいろと頑張れよ、父さん応援してるからな遠くに二人の声が響いていたが、それを聞かなかったことにして、僕は飛び出して行った。
 
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『神様のベレー帽〜手塚治虫のブラック・ジャック創作秘話』
草なぎ剛さまが手塚治虫さま役(#^∪^#)何か良い味出てる〜♪
アッチョンブリケ!と顔真似する大島優子さまが可愛い(*´∀`*)
 
道先案内人の又吉直樹さまもミステリアスで素敵ですね、ありがとうございます
 
posted by 大西さくら at 22:07 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月31日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第4話☆古着屋ショップ♪

 
 
桜の奇跡が舞い降りる 第4話
 
「この間は風から守ってださってありがとうございます」ピンクはペコリとお辞儀をした。
 
「いやいや、そんな。アハハハ、普通に考えたら、人間の女の子が飛ばされるわけないよね。突然、抱きしめてしまってごめん。あのとき、どうかしてたよ」僕は両手を左右に振りながら、苦笑いをした。
そのとき、ピンクの表情が、少しだけ曇ったかのように見えた。
「先輩・・・」ピンクは、真剣な顔で僕を見つめた。
 
「えっ・・・」僕は、見つめられるとどうしていいかわからなくなって後ずさりした。
 
「その髪の毛、寝癖だったんですね」
ピンクは、サーモンが笑うかのように、ニヤリといたずらっぽい表情になった。
 
(うっ・・・可愛い)不覚にも、僕はそう感じてしまう。
 
「ちょっと触ってもいいですか」ピンクの申し出に、またもや僕は戸惑う。
 
「触っても何も出てこないよ、鳥の巣じゃあるまいし」
 
ふと周りを見渡すと、下校途中の生徒たちは興味本位でニヤニヤしながら、こちらを見ていた。
 
葉桜になりかけた木々の枝も、何だか落ち着かないように揺れているようだ。
「とりあえず、向こうの花壇に行こうよ」僕は、色とりどりの花が咲くほうへ、指を差した。
 
「朝が弱いんだよ・・・受験生なのに、こういうの良くないとは思うんだけど。それで、髪の毛をろくにセットする時間もないんだ」という話を、僕は、ピンクにしていた。
 
「ピンクちゃんは、早起きって感じがする」彼女の笑顔は、朝の太陽が似合うと感じた。
 
「そうですね・・・。明るい太陽さんが昇ってくると、起きなくちゃもったいない、という気がして。先輩は、夜行性ですか」
 
「夜更かしするほうかも・・・ついつい、テレビとか漫画とか、見ちゃうよ。母さんには、早く寝なさいって言われるけどな」僕は、ため息をつく。
目の前には、ピンクの手入れした花壇が広がっていた。そして、ふっと顔を上げて、慌てた。
 
「愚痴ってしまって悪かった。・・・君は、園芸委員にもなったの? よくそこにいるけど」
 
「そういうわけではないのですけど、この学校の校長先生がガーデニングがお好きで、最近仲良くなったんです。そしたら、いろいろ習っているうちに、ここを任されて」ピンクは、楽しそうに花壇に目をやる。
以前、ここに訪れたときよりも、花壇はにぎやかに、それでいて、色彩は調和されていて、見ていてホッと和んだ。
 
この中学の校長先生は、七十代くらいの女の先生で、洒落たとんがり帽子に、大きな花のブローチをつけている、貴婦人の雰囲気が漂っているひとだった。
 
「好きなことがあるっていいよね」僕は、しゃがんで花の一つ一つを眺めた。ふわり、とそのとき僕の頭に花びらが落ちてきたような気がした。それはピンクの手のひらだった。ピンクは、優しく僕の頭を撫でていたのだった。
 
「わあ。先輩、これは天然ですね。寝癖ではありません」ピンクは、ニコニコしながら言うと、僕は顔が急速に熱くなった。きっと顔は、真っ赤だっただろう。
でも、ずっとピンクに撫でられていると、何だかすごく気持ち良くなってきて、トロンとしてきた。
 
「君といると、バランス狂うな」僕は、自分の胸を押さえた。早くも、心臓は早鐘を打ち始めていたからだった。
 
「ここら辺のエリア、みんなピンクちゃんワールドが広がっているよな」僕は、自分でも何を言っているのかよくわからないでいた。
「うふふふふ。それは、私が桜の花びらの精だからです。
信じてもらえましたか。今から、ピンクの花びらでこの場を埋めて見せましょうか」ピンクが、可愛い声で笑うと、僕はブンブンと首を振った。
 
「そういう、変なこと言うなよ。子どもじゃあるまいし」そう言って、僕はピンクの手首をやや強くつかんだ。しかし、あまりにも細かったので、すぐに緩める。
至近距離で、僕たちの視線がぶつかる。真正面から、彼女を見たのは初めてだったかもしれない。少し、茶色がかった丸い瞳と、ぷるんとした赤い、野いちごのような唇。鼻筋は、白くスッと通っていて、彼女はなんと言うか、とてもきれいな女性だった。ピンクの花びらのような頬の赤みが、彼女を幼く見せていたのだろう。
 
(やばい・・・ダメだ)ふと、すごくピンクにキスをしたくなってきた。しかし、ここでそんなことしたら、後でものすごく自責の念に駆られ、後悔するに違いない。
出会ったばかりで、しかも面と向かって彼女と話すのは、まだ三回目だ。
僕の手がガクガクと震えている。自分でも情けない。
 
彼女は、瞳をそらさないで、僕を見つめていた。その証拠に、彼女の茶色い瞳に、僕の姿がまあるく映っている。 
 
そのとき、桜の花びらがどこからか湧き上がってきた。ピンクの長い髪が、花びらの巻かれてふわりと跳ね上がる。葉桜になりかけた木々に、満開の桜があふれ出すような、花びらの吹雪が吹きすさぶというのは、どう考えても不可思議なことだった。
ピンクは目をぎゅっとつぶって、僕の胸に飛び込んできた。僕の制服の胸ポケットをつかんでいる。僕は、ためらう間もなく、彼女をしっかりと両腕で抱きしめていた。
 
突き上げてくるような、胸の苦しみと、ピンクの甘酸っぱい香り。彼女の柔らかく長い髪の毛に、ピンクの花びらが幾枚か絡んでくる。
 
 
僕が、初めて、恋をした瞬間だった。
 
 
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
 
古着屋さんで831セール!オール831円セールでしたありがとうございます
ワンピースについてた付け襟さまがキュート(*´∀`*)
posted by 大西さくら at 23:36 | Comment(2) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年08月23日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第3話☆初恋

 
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それからというもの、僕は、ピンクのいる花壇には、行けなくなった。
自分でも、突然芽生えたモヤモヤした思いに対処できなくなりそうだったからだ。
 
それでも、僕は、クラスの教室の窓から、彼女がグラウンドの鉄棒で友達と喋っていたり、花壇で花の手入れをしているのを見かけた。
放課後、ぼんやりしながら、窓際で外を見ていると、クラスメイトの女の子が話しかけてきた。
「珍しいね〜何だかピン太、最近、雰囲気違うんじゃない?」ショートカットの彼女は、僕の幼なじみで、やや髪の色が赤茶色なので、サーモンと呼ばれていた。
ちなみにピン太という名前は、僕の寝癖が常にピンピンはねているという理由で、サーモンがつけた呼び名だ。・・・僕は、寝癖ではないと言っているのだが。
 
「そうかなあ?」
 
「上手くいえないけど・・・なんだかやつれたみたいな」サーモンが、ニヤリと笑う。
「やつれた、って何だよ・・・雰囲気変わったって言ったから、少しかっこよくなった、とか言うのかと思ったら」僕がむすっとすると、サーモンは、
 
「何だか、報われない片思いしているような雰囲気」と突っ込んだので、僕は思わずゴホゴホと咳き込む。
 
「もしかして、ビンゴ? だってあの子のことばかり、見ているでしょ」サーモンは、そう言って、花壇のほうを指差した。花壇では、ピンクが土を掘ったり、水をやったり、なにやらチューリップに話しかけているのが見える。
「協力してあげてもいいよ」サーモンのその言葉に、僕が返事をする間もなく、
「おーい〜!そこの花壇の女の子」と、彼女は叫んでいた。
 
「やめろ!」僕が、サーモンの口を塞ぐと、花壇にいたピンクはキョロキョロした後、上を見上げた。
ピンクは、目を真ん丸くして、僕たちの様子を伺っているようだった。
「・・・ふがふが・・・ピン太、顔が真っ赤」サーモンは、笑いをこらえきれない感じで、僕に言う。僕はサーモンの口からパッと手を取り外し、自分の頬の赤らみを抑えるため、軽くパンパンと叩いた。
 
「そっち行ってもいいー?」サーモンが、ピンクに大きな声で伝えているらしい。僕は、窓の下を見ることができない。
 
「・・・あの子、うなずいていたよ。行こうよ、ピン太」
「サーモンが一人で行けばいいだろう」僕は関係ない、という風にそっぽを向くと、
 
「それじゃあ、訳分かんないじゃんー。私は、知り合いでもなんでもないのに」とサーモンは、僕の顔をのぞき込む。
 
「僕だって別に知り合いじゃないし」言い終わらない内に、
 
「まどろっこしいなあっ」とサーモンが僕の手をつかんで走り出した。
 
「おおっ」サーモンは、陸上部のエースだ。小さい頃から、彼女の運動能力には適わない。
 
下駄箱の入口まで来て、サーモンは、ドンッと僕の背中を押した。
「私、これから部活だから♪ がんばってね」
 
「はあ?」僕が、ゼーハーと荒い呼吸をしていると、
「言っておくけど、あの子と約束しているからちゃんとピン太は行かなくちゃダメだよ?後悔は繰り返さないで」とサーモンは僕に言った。
 
「後悔?」何のことだろう。僕はサーモンの言葉の意味が理解できないでいると、後ろから、
 
「こんにちは」と鈴の鳴るような声がした。
 
「あっピンクちゃん!」サーモンは、今までとは打って変わって優しい声になった。
「ピンクちゃん? 私のことですか」ピンクはきょとんとしていた。
 
「うん、何だかほっぺたにピンク色の花びらがついてるから。
あっ、でね、こいつ、寝癖がひどいからピンピンのピン太って言うんだけど、どうやらあなたのことばかり見ているから、ちょっと相手してあげてくれない? じゃあね」なんて紹介の仕方だ。
僕が、ワナワナと震えていると、サーモンは、体育館の裏の方へ、あっという間に姿を消して行った。
「ピン太先輩♪ お久しぶりです」ピンクは早速、僕にピン太と呼びかけた。
 
「・・・ああ。君は、ピンクちゃん、でいいのかな」僕は、ちょっとぎこちなく、彼女に向き合う。
 
「はい、それでいいです」ピンクは、ニッコリと笑う。桜の花びらがその場でふわりと弾けそうな、そんな笑顔だった。
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桜野ピンクちゃん…大学時代、さくらは『ピンクやん』と呼んで溺愛してましたょ(*´∀`*)ほえほえ
ピンク色を体現したら、というピンク色の理想が詰まった女の子像かしら
ピン太くんはさくら自身でもあるのかも(笑)ありがとうございます
 
 
 
posted by 大西さくら at 19:30 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月14日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第2話☆風間俊介さま♪祝・ご結婚\(^O^)人(^O^)/

 
桜の奇跡が舞い降りる 2話
 
その日の昼間、僕は、彼女が花壇で水やりをしていたので、偶然を装って話しかけた。
「よっ」僕は、彼女の目線に合わせようと、しゃがみこんだ。ピンクは少し驚いたように振り向いて、「先輩。お久しぶりです」と柔らかく微笑んだ。
「体育の時間、走っているのを見たよ。何だか、君があの大きなグラウンドを一周できるとは思えないのだけど」僕が、深くため息をついて言うと、「どうしてですか」とピンクは、クスクスと笑い出した。
「だって、桜の花びらの精なんだろ?普通の人間みたいに、授業受けたり、汗かいたりしなさそうじゃん」僕はからかったつもりだったが、彼女は、まっすぐ僕を見ていたので、戸惑ってしまった。
「・・・そうですね、でも私、体重が軽いので走るのはそんなに辛くはないんです。風が吹かれるままに、飛んでいけばいいだけですから」ピンクは、またニッコリと笑う。
「風が吹かれるままに?じゃあ風がない日はあまり走れないね
 「はい、そういう日は少し鈍りますね・・・」ピンクは、少しだけうつむいた。
 
「クスッ」僕は、吹き出した。「君は、変な女の子だね。僕のクラスに、君みたいな子、いない」
「だって、私は人間ではなくて、花びらの精ですから
 
彼女に突っ込んでも、真剣に返されるので、僕はそのまま続けることにした。「君のほっぺたの形、桜の花びらみたいだね」ピンクの頬は、少し赤みが差していた。 
「花びらの精の証が、刻印されているんです。桜のお母様が、生まれたときにつけて下さったんですよ」ピンクは、自分の頬を指で突付いて、誇らしげだった。
「入れ墨ってやつか? 君の家系は、極道か」
「・・・たぶん、そういう類のものではないと思います」この会話は、どこまで続くのか、よくわからなかったが、僕は楽しくて仕方なかった。
そのとき、ぶわっと強い風が吹いた。ピンクの長い髪が、ふわりと跳ね上がる。よく見ると、耳の後ろに編み込みがされていた。
白い横顔が、ピンク色の頬が、そして甘い香りが僕を苦しくさせて、瞬間的に、僕は後ろから彼女を抱きしめていた。 
「・・・先輩?」「・・・強い風が吹くと、飛んでいっちゃうのかと思って」断っておくと、僕は普段このような行動に出る男ではない。映画やドラマのラブシーンで、わざとらしいものを見ると、早送りで飛ばす質だ。
 ピンクは、小さな手で僕の両腕を、軽くつかむと、小さくつぶやいた。「先輩がずっと、つかんでいてくれたら、私、どこにも行きませんから」ピンクの言葉に僕は、ハッとしたかのように、突然彼女を腕から離した。
「ごめん。悪かった。じゃあな」そう言って、急ぎ足でその場を立ち去った。  
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
かざまきゅんのご結婚が読売新聞の記事にも掲載されていましたね!
さくらは風間俊介さまのご結婚すごくすごく嬉しいです!
 
風間君への愛は、自分の息子のように可愛く思う気持ちと一緒なので…
10年愛の純愛婚というのがロマンティックすぎます(*>∪<*)。。。ありがとうございます
 
posted by 大西さくら at 19:54 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月06日

『桜の奇跡が舞い降りる』序章☆耳をすませば

 
『桜の奇跡が舞い降りる』僕は、桜舞う春、美しい少女に出会った。桜の花びらのように、儚げで、淡く、優しいピンク色の似合う女の子だった。 それは、ただのプロローグに過ぎない。これから、もっと僕は記憶を遡らないとならないのだ。二年前、本当に彼女と出会ったときから・・・。
僕は、中学三年生の高校受験生で、彼女は、入学してきたばかりの中学一年生だった。十三歳、それにしては、横顔が大人びていたと思う。
四月、何かを探すように、彼女は桜の木々の中に佇んでいた。最初、僕は校内で迷っているのかと思い、彼女に声を掛けた。「どうしたの?道に迷ってる?」そのときに、振り向いた彼女のあまりの可愛さに、僕は目を奪われた。
「いえ、ただ、桜を見ていたのです」彼女はふんわりと微笑んだ。その場が淡いピンク色に染まるような、優しい空気が漂った。長い髪が、花びらに混じって、なびいていた。僕は、多分、顔が火照っていたと思う。思えば、これが初恋と言えるものだったのだろう。このときから、彼女は僕の中でピンクという名前がついた。もしかしたら、また出会えるだろうか。そんな予感に、少しだけ心をときめかせながら、僕はフワフワした気持ちで毎日学校に来ていた。
 
ある日、学校の花壇でピンクの姿を見つけたとき、僕の心臓は飛び跳ねた。 花の手入れをしている彼女のそばに近づいて、しゃがんで話しかけた。
「こんにちは」ぎこちなく、僕の声が響く。
 
「あ・・・先輩」ピンクは、にっこりと僕のほうを見た。その笑顔が天使のように愛らしく、僕は何だか胸が苦しくなる。
「私、驚きました。桜の花もきれいだけど、他にもたくさんお花が咲いているのですね、この世界には」
 
彼女があまりに不思議なことを言うので、思わず、「はあ? まあ、そりゃそうだけど・・・君、桜の花以外見たことないの?」と聞いた。
「ええ・・・私は、桜咲く場所から、一歩も出たことなかったから」
意味深なピンクのセリフに、ちょっと変わった子だなあ、という印象を抱いたかもしれない。
「チューリップさん、パンジーさん・・・いろんなお名前をこの学校のお友達に教えて頂きました。みんな、とても優しく、私を迎えてくれて、何だかうれしくて
僕は、その場で頭を抱えてしまった。ピンクの甘い声が、僕の脳天に突き刺さったようである。心地よくもあり、いたたまれないようなもどかしさがそこにはあった。   
「君は、頭の中が春なんだね」ついつい、こんな言葉が口に出た。「えっ?」「うーん・・・ずいぶんと、お気楽でうらやましいよ」彼女の純粋な瞳を直視できなかった。
もしかして、少し反抗していたのかもしれない。「君の家族構成を想像してみよう。パパとママに、砂糖菓子のように甘やかされて、大事にされて、育っただろう。お兄さんが二人くらい、いる感じかな」僕の言葉に、彼女はクスクス笑い出した。
「確かに、私は桜の花びらの精で、あの桜の樹で、桜の花びらのお母様のもとで大切にされて育ちましたけど。男の人とは、あまり話したことがありませんね。齢十三歳、初めてこの地上に舞い降りました」ピンクのほうが一枚上手だった。
いや・・・もしかしたら、それも真実なのではと思わせるくらい、自然な口調で話してくれた。
 
それから、僕は、早朝、昼間、放課後、ちょくちょく彼女をこの花壇で、見かけた。気がつくと、目で追っていた。
あるとき、一年生が体育の時間を行っていたので、窓から、ピンクの姿を探した。
(走っている・・・あいつ、走れるのか)体操服を着て、グラウンドをピンクが走っていた。ただ、それだけのことだ。なのに、僕の胸はドキドキと鼓動を打っているのを感じた。
(つづく)
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
『桜の奇跡が舞い降りる』小説UPしてみました〜\(^o^)/ありがとうございます
 
『耳をすませば』月島雫ちゃんに感化されました、ありがとうございます
 
 
posted by 大西さくら at 21:26 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする