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2014年04月04日

小説『桜の奇跡が舞い降りる』第15話☆花子とアン

 
小説『桜の奇跡が舞い降りる』第15話
 
夏本番が近付く、七月。白い入道雲が爽やかに泳いでいる窓の教室で、僕は、担任のなでしこ先生と面談をしていた。
なでしこ先生は、ウエーブヘアーが印象的な理科の教師だ。
スタイル抜群で、眼鏡の奥の顔立ちは、かなり美形と見て取れるが、クールな性格が災いしてか生徒たちの間で取っつきにくいイメージを持たれている。
ちなみに、僕は居眠りしていることが多いため、なでしこ先生の注意の的になっている。そのため、職員室で呼び出しをくらうことが多いせいか、なでしこ先生と話す機会も多い。だから、他の生徒より、ある意味、なでしこ先生と仲が良いような気がする。
「ピン太くん、志望校が絞り切れていないから、いまいち成績が振るわないのかなあ
なでしこ先生は、僕の中間試験の結果を眺めて、ため息をついた。
「先生までそういえば、僕のことピン太って呼ぶんですね」僕が突っ込むと、
「みんなにそう呼ばれているじゃない。寝癖のピンピンピン太くんって。本名忘れちゃったわ」となでしこ先生が真面目な顔をして言うので、僕は思わず吹き出してしまった。
「ピン太くんって、いつもぼんやりしている印象だし、部活も帰宅部みたいだけど特にやりたいこととかないのかな。
この際だから探ってみたいんだけど」なでしこ先生の眼鏡の奥の瞳がキラーンと光ったような気がした。
「ううん…。やりたいことはないですね。それ以前に、僕、生まれてきた理由もよくわからないって言うか。ただ何となく生きている、と言うか
なでしこ先生の眉間がピクリと動く。少しだけ、動揺したようだ。
 
「何だか、それは少し、深刻ねぇ…。若いのに」そう言って、瞳を伏せた。
長いまつげの下に影ができる。
「先生だって若いでしょ。いくつでしたっけ」 
「そうやって、年の話にすり替えない!」なでしこ先生が声を荒げたので、アハハ、と僕は笑う。
 
「…まあまあ。そうだったんですけど、最近、ちょっと変わってきたんです。何だか生きるエネルギーの源みたいなの、ちょっと発見したんです。だから、以前よりやる気が出てきたんですよ」 
「そのやる気が成績に反映されればいいのになあ。まあ、でもその言葉を聞いてちょっと安心したわ」なでしこ先生の顔が、ホッとしたように緩む。
「その生きる源というのは、何なの。口で説明できるかしら」
 
「先生には話しちゃおうかなあ。僕、好きな女の子ができたんですよ「おおお」なでしこ先生が意外にも、身を乗り出してきた。
 
愛しいブログ読者さまに雪崩のごとく桜の奇跡がたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさんたくさん×∞に降り注ぎますように
『花子とアン』花子と呼んでくりょう!
アンは最後にeがつく綴りで呼んでとこだわったように、はなちゃんも子をつけてほしいとこだわっていましたね(*´∀`*)
所々で赤毛のアンのアンとギルバートを思わせる場面、奉公には男の子が良かったと言われる場面は…まさにマリラとマシューの家にアンがやってきたとき、『男の子じゃないのかい?』と言われた場面を思い出しましたね(#^O^#)ありがとうございます
 


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posted by 大西さくら at 23:24 | Comment(0) | 小説『桜の奇跡が舞い降りる』 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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